2013.06.28
先日、地域の基幹病院である松江赤十字病院で行われた勉強会に参加しました。
都会に比べると高名な先生の講演を拝聴する機会は少ないですが、今回はもともと興味のあった漢方薬についての勉強会だったので、是非参加したいと思い、勤務を終えてから向かいました。
講師の井齋先生は、漢方薬を超多成分薬剤システムと名称し、体内で多数の化合物(漢方薬)が生体内のたんぱく質と相互作用を起こし、そのたんぱく質がさらに他のたんぱく質を動かし、連鎖してその結果薬物として作用するという、文字で書くと難しい話をとてもわかりやすく面白く話してくださいました。
まだまだ漢方薬はわからないことだらけですが、それゆえ未知の可能性を秘めた薬だと思っています。
これからも、機会があれば自分と患者さまのために積極的に勉強会に参加したいと思いました。